人生相談の妙味

最近、「声のブログ」と言われる「Voicy」を聞き始めました。おもに聞いているのは起業家の経沢香保子さんの番組、仮想の銀座高級クラブ「かほこ」。
私と同世代で、起業当時からメディアによく出ていることもあり、ブログや書籍を読んだことはありましたが、「Voicy」で声を聞くと、想像よりもかわいらしく、話も上手で、移動時間などに楽しみに聞いています。
この方、リクルートや創業まもない楽天で活躍し、起業し、会社を上場させ、その後退任して、また新しい会社を立ち上げ、その間、結婚、出産、離婚など、密度の濃い人生を過ごしておられるスーパーウーマン(古い?)。
「Voicy」では、コンセプトとして、銀座クラブ設定、全力褒めスタンスで、心のおしぼりを渡すという番組をやられていて、リスナーからの人生相談、自分の半生を振り返る、著名人とのエピソードや時には対談など、もりだくさんの内容。野次馬的好奇心を満たすという面白さもあるんですが、私が一番おもしろいと思っているのは、かほこママの人生相談です。
どんな質問もまず、1回、「そうなんですね」と受け止める。算命学でいうと、石門話法ですね。そして、なぜその質問に至ったかの質問者の背景を推測して、自分なりに理解する。その後、現実的に具体的に解決・改善する方法を提案する。その提案には自分の体験談を適度におりはさみ、「私は」こう思うという話し方をする。最後は、その提案を受け入れ選択するかも含めて、質問者が自分で決めるのを応援するというスタンスで締めくくる。
これが、説得力があって、単なる第三者リスナーでも心地よいというか、なるほど〜と元気になるんですよね。思うに、質問者が「自分の悩みを聞いてもらえる」「受け入れて理解してもらえる」「解決のための考え方の一例を聞ける」「それをヒントに自分はどう考えるのかと自分に立ち戻れる」「全体を通して、自分を肯定された安心感がある」という流れが、徹底されているところがキモで、相談の回答をこの完成度でキープするのって、かなりハイレベルだと感じます。
ここで急に占いの話になりますが、私が鑑定してもらったり、自分で占いを勉強したりのおおもとの動機って何か?と考えると、「自分の本質、現状」を主観抜きで知り、そのときの最適を自分で判断・チョイスして生活をしたい、という欲求なんですね。占いを通して、自分の棚卸しをして、何かしら腑に落ちて、自発的になにか考えが湧いて決まる、みたいなことができるので、鑑定も勉強も楽しいんです。
で、Voicyの話に戻ると、かほこママの人生相談を聞いていると、私が占いに感じているような満足感があるんですね。自分の現状を客観的に整理してみる機会であり、その中から、誰かの主観や社会の同調圧力でもなく、あなたがいまできることを選んでみよう、と委ねられ肯定される機会でもある。私が誰かを鑑定させてもらうときも、こういうことができたら理想だな〜と、思い巡らせながら聞いています。

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