占い師の仕事って?

いくえみ綾先生の漫画「あなたのことはそれほど」の完結巻6巻読んでいたら、同時収録のスピンオフ作品に、占い師が出てきました。
傷心の涼太の住むマンションの部屋の上の階の部屋に住む姉と弟。その姉の職業が占い師。一緒にワインを飲んでいるときに「占いで、人を少しだけ幸せにするお手伝いをしてるんです」と姉が話します。涼太は「はあ?」という感じであくまで懐疑的な態度。美都を幸せにすることが自分の幸せだという穴にはまり、とことんまで傷ついた涼太には「何言ってんだ」というふうに聞こえたんでしょう。そのまま酔いが進む中で、姉は再び言います。「占いで、人の幸せをお手伝いした分だけ、自分に返ってくる」と。それを聞いた酔った涼太が「なんだ自分のためかあ〜。いや、いいです。すごくいいと思います。人は幸せになるべきです。あなたも幸せになるべきです」と言うと、姉は「ハイ、あなたも」と返す…。
…いやあ、いい。いくえみ綾先生のさりげないシーンを使っての心理描写の妙には、いつもうならされますね。
で、それはここではおいておいて。そうなんです。結局、自分のことは自分で幸せにしなきゃなんない。じゃあ、幸せって何かというと、それは千差万別で、それもまた自分で見つけ出すものなんですが。件の姉の最初の言葉を推測で補足すると、それは「自分で自分を幸せにするためのヒントを見つけ、腹落ちしてもらうためのお手伝い」ということで、それが占い師の仕事なんじゃないかなあ。
とりあえず、大好きないくえみ綾先生の漫画を読みながら、ふいに「占い師考」まで思考を巡らせた昨晩でした。

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